ウェブ連載「宇宙(うみ)のニュージーランド日記 なつかしい未来の国から」第21回更新

2021.01.23(7:00) カテゴリ:Publishing
多様性のレッスン 車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A

ミツイパブリッシング刊行の『多様性のレッスン』の共著者である安積宇宙(あさかうみ)さんのウェブ連載「宇宙のニュージーランド日記 なつかしい未来の国から」の第21回が更新されました。(『多様性のレッスン』の帯の写真左側の女性が宇宙さんです)

第21回は「ニュージーランドの総選挙2020」です。

「第21回 ニュージーランドの総選挙2020」

今回はニュージーランドの選挙事情についてを伝えてくれています。

日本では「政治の話はタブー」ですが、宇宙さんの住むニュージーランドは、若者たちにとっても政治に対しての関心が非常に高く、「政治の話を普通にして盛り上がれる」様子です。

投票率はなんと82%!すごいですね。日本と比べてみると日本の投票率の低さにがっかりします。うーん。。

政治に対しての関心の高さもですが、議員のバラエティの豊かさも驚きです。アーダン首相は30代の女性で、就任後に産休をとって結婚をせずに子どもを出産。そのほか当選した議員は、マオリやアジア・中東にルーツをもつ人たちなどもいるそうです。

障がいのある宇宙さんは、福祉によって支えられていることを常に感じていることから、「生活と政治」が繋がっていることを強く意識するようです。でも、障がいがなくとも国民にとって「生活と政治」は繋がっていますし、そのことを意識すれば自ずと政治に無関心ではいられないと思います。

ニュージーランドの選挙事情と比べて日本の選挙事情を悲観的に捉えるのではなく、一人一人が政治に関心を持ち、「自分に出来る行動ってなんだろう?」と、考える必要があること教えてくれる今回の連載です。

宇宙さんの瑞々しい感性で綴るニュージーランドの生活記をどうぞお楽しみください。

宇宙さんと母親の遊歩さんとの共著『多様性のレッスン』はコチラから→ https://mitsui-publishing.com/product/tayoseinolesson