ウェブ連載「宇宙(うみ)のニュージーランド日記 なつかしい未来の国から」第23回更新

2021.03.15(8:00) カテゴリ:Publishing
多様性のレッスン 車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A

ミツイパブリッシング刊行の『多様性のレッスン』の共著者である安積宇宙(あさかうみ)さんのウェブ連載「宇宙のニュージーランド日記 なつかしい未来の国から」の第23回が更新されました。(『多様性のレッスン』の帯の写真左側の女性が宇宙さんです)

第23回は「ダニーデンと環境問題」です。

「第23回 ダニーデンと環境問題」

環境問題が叫ばれて久しいのですが、現状は変わらず、気候変動の影響を普段の生活から感じるようになってきました。

私の住む旭川市も、以前は風がほとんど吹かない地域だったのですが、最近は大きな音をたてて強風が吹き荒れるようになりましたし、妻が子どもの頃の夏は、7月の最終週辺りだけ30℃を超える日が続くだけでしたが、今では35℃近くの猛暑がかなりの期間続くようになってしまいました。雪の降る冬の期間も、だいぶ短くなってきたことを実感します。

気候変動は待ったなしであることはだいぶ前からわかっていたのに、相変わらずの経済優先で具体的な方策が実行されていないように感じています。

宇宙さんのお住まいのニュージーランドは自然が豊かで、鳥の楽園だったそうです。世界的に希少なアホウドリの生息地でもあるそうですが、環境破壊の影響でその存在も危ぶまれています。

地球規模の問題に対して、自分の力の小ささに無力感を感じてしまうことも多いのですが、宇宙さんの言う通り、人とつながることで大きな力となるのも事実です。

小さなことでも自分ができることを実行することや、人とつながりより良い方向へ向かうための力となること、また、環境問題に対して具体的な方策を示してくれる政党や政治家に投票し、政治を変えていくこと、が私たち一人一人ができることだと思います。

環境問題に対する自覚を促してくれる今回の連載です。

どうぞお楽しみください。

宇宙さんと母親の遊歩さんとの共著『多様性のレッスン』はコチラから→ https://mitsui-publishing.com/product/tayoseinolesson